海洋技術開発株式会社について

当社は、1973年(昭和48年)、政府の海洋鉱物資源開発政策に対応して設立いたしました。政府による海洋鉱物資源調査は、1974年(昭和49年)に金属鉱業事業団(現(独)エネルギー・金属鉱物資源機構)が建造した「白嶺丸」の就航を受けて本格的に開始となり、「第2白嶺丸」そして「白嶺」に引き継がれています。 この間50年以上にわたり当社が運航、及び調査支援業務を担ってきました。

会社概要

社名
海洋技術開発株式会社
OCEAN ENGINEERING & DEVELOPMENT CO., LTD.
略称:OED
所在地
〒103-0024
東京都中央区日本橋小舟町3番2号 リブラビル7階
電話:03-5642-1531(代) FAX:03-5642-1545
代表者
代表取締役社長 佐伯英昭
設立
昭和48年11月
資本金
1,855万円
主たる株主
ENEOS オーシャン株式会社、日本海事興業株式会社、日本海洋掘削株式会社
主たる業務
海洋資源調査船等の運航管理
調査団のニーズに即した調査支援
船舶搭載調査機器の運用管理
船員派遣業(許可番号:第185号)
主要取引先
独立行政法人 エネルギー・金属鉱物資源機構
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 地質情報研究部門
深海資源開発株式会社
三菱造船株式会社
株式会社フグロジャパン
日油技研工業株式会社
住鉱資源開発株式会社
川崎重工業株式会社
極東貿易株式会社

沿 革

2021年
(令和3年)
産業技術総合研究所が所有する可搬型コンプレッサーの運用を再開 当社乗組員(ドリラー)による船上設置型掘削装置(R140)のオペレーションを開始
2020年
(令和2年)
コバルトリッチクラスト専用の海底着座型掘削装置(BMS-C)の運用開始 白嶺にて、コバルトリッチクラストの掘削要素試験機の試験潜航を実施
2017年
(平成29年)
白嶺を採掘母船とする海底熱水鉱床の採鉱・揚鉱パイロット試験を実施
2015年
(平成27年)
検層ツールを使用した表層型メタンハイドレート調査を支援 R140操業のためのアシスタントドリラー資格を取得(9名)
2014年
(平成26年)
日本海側に賦存する表層型メタンハイドレート採掘を支援
2013年
(平成25年)
南鳥島周辺海域のレアアース堆積物調査支援開始 船上設置型掘削装置(R140)の操業支援を開始
2012年
(平成24年)
第2白嶺丸廃船、専用基地撤去 JOGMECと資源調査船「白嶺」の運航委託契約を締結し、2012年2月1日から運航開始 白嶺 SMS(安全管理)証書及びISPS(船舶保安)証書の取得
2011年
(平成23年)
本社移転
2010年
(平成22年)
JOGMECと新たな海洋資源調査船の運航関連業務に関する業務委託契約を締結
2009年
(平成21年)
船員派遣事業法許可取得
2007年
(平成19年)
本社移転
2003年
(平成15年)
第2白嶺丸ISPS(船舶保安)証書の取得
2001年
(平成13年)
ISM(国際安全管理コード)適合書の取得 第2白嶺丸SMS(安全管理)証書の取得
2000年
(平成12年)
1999年度末(H11)白嶺丸廃船に伴い、第2白嶺丸の運航管理業務を日本海事興業株式会社から移譲 本社移転
1997年
(平成9年)
白嶺丸に2次元物理探査装置を搭載。その改造工事に監督技術者を派遣。 白嶺丸による東シナ海石油天然ガス等の基礎調査を開始
1996年
(平成8年)
第2白嶺丸にて深海用ボーリングマシン(BMS#1)の運用開始
1990年
(平成2年)
白嶺丸による海洋中の炭素循環メカニズム調査を開始
1985年
(昭和60年)
深海底鉱山保安規則に基づく国家資格を乗組員が取得
1980年
(昭和55年)
第2白嶺丸竣工引渡し、ハワイ沖周辺海域マンガン団塊賦存調査を開始 白嶺丸による南極周辺海域の石油天然ガス等基礎探査を開始
1978年
(昭和53年)
金属鉱業事業団が建造中の深海底探査専用船「第2白嶺丸」の運航管理会社として日本海事興業株式会社に決定し、当社から金属鉱業事業団に技術嘱託艤装員を派遣
1974年
(昭和49年)
白嶺丸竣工引渡し 日本周辺海域海底地質等および深海底鉱物資源調査を開始
1973年
(昭和48年)
金属鉱業事業団(現独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構:以下JOGMEC)が建造中の地質調査船「白嶺丸」の運航管理会社として日本海事興業株式会社に決定。 日本海事興業株式会社は、白嶺丸を運航する船員を確保するために海洋技術開発株式会社を設立。 三菱重工業(株)下関造船所で建造中の白嶺丸に艤装員を派遣
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